【娘の格言】親子関係はいつからでも修復できる

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母との仲直り

 

親子って何でもわかり合えるはずっていう勘違い ありませんか?

親に自分の考えを否定された時って、悲しいやら悔しいやら 

怒りで反抗的な態度をとったり

したことありませんか?

 

チョコぷりん
チョコぷりん

子供が自分のことを一番分かってもらいたい相手。

それは親なのかなって思います。

 

なんで分かってくれないの?なんで認めてくれないの?

っていう気持ちになる。

親の気持ちは、自分が大人になった時 自分が親になった時に

ようやく気づくことができるのだろうと思うのですが

小さいうちから、ほんの少しの「言葉がけ」  気持ちを伝え合う「会話」があったら

もしかしたら引きずらずに済むこともあるのかもしれません。

今回お話したいと思った理由

親子の関係がいつでもどんなタイミングでもやり直すことができると思った体験をもとに
今、子育て真っ最中のお母さんたちが抱いているかもしれない不安葛藤
少しでも  安心できるものにしていけるお手伝いができれば…と思ったから。

 

私自身、初めての子育ては分からないことだらけで、毎日のように娘を叱っていた時期があり

このままで大丈夫なのかと、その不安に押しつぶされそうになった経験があります。

でも、今回お話する「私と母との関係修復」の経験が

どんなことがあっても、大丈夫なんだ。そう思えるきっかけとなりました。

 

チョコぷりん
チョコぷりん

ではさっそく

私と母との関係修復ストーリーにお付き合いくださいませ。

 

私には今年で72歳になる母がいます。

父親は私が中2の時、46歳で他界しました。

なので、母は私と弟(当時小4)2人を女手ひとつで育ててくれました。

感覚派の私と きっちりリケジョな母。

「理解に苦しむな〜」とお互いに感じていた。思い当たる節が多々あります。

ただ、母が私に「気持ちを」ぶつけてきた記憶はありません。

私も、母に自分の思いをあまり話して来なかったのかもしれないと

今になって思います。

そんな母に40年間で初めて自分の思いをぶつけ

親子関係の転機ともなった出来事が起きました。

その出来事は、自分の娘のおかげでもあります。

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初めて言葉にできた母への思い

私には4歳下に弟がいるのですが、早くに結婚して4児のパパです。

ちょうど我が家にも手のかかる年齢の子がおり、母は大活躍です。

弟のところは共働きなので、(専業主婦の私がちょっとのことで母に頼るのは悪いかな…)

と、どこか遠慮しているところがありました。

長男長女、上ってそんな感じのところありますよね?

心の内では、なんで弟のとこばっかり….と思うこともありました。

母が大変だろうと思って我慢しているのに。

 

そんなこんなで数年が経ち、一昨年の夏のこと、、、

ちょうどその頃私たちの夫婦関係はあまり良い状態でなく

私は今まで子育てをする中で夫に対して持っていた不満を我慢しきれなくなっていました。

なので実家に寄った時は、自然と夫の愚痴が多くなっていました。

母は、私の愚痴を聞く度に呆れた表情で

「きっと彼はこういうつもりなんじゃない?」と、夫の気持ちを弁護するかの様に話すのです。

昔からそう。

母には私の言いたい事や気持ちがよく理解できないようなのです。

だから大体いつも途中から話半分。

子供にとって親に理解してもらえないことは、とっても辛いことなんですよね。

本当に悲しくて仕方ありません。しゃべってもしゃべっても伝わらない。

喋れば喋るほどうるさがられる。

プッツン

 

で、ある時プツンと切れたのです。

きっかけは母のこの言葉

 

「なんであなたはいつも人に対してそんな言い方をするの?

相手の気持ちを考えられないの?」

 

いやいやいやいや、だいぶ抑えてきてるんですけど。

けっこう気を使って我慢も遠慮もしてるんですけど。

 

まだ子供だった頃からのなんだか色んな思いも湧いてきて。

それまで抑え込んできた思いみたいなものが爆発。

 

「いつもって何?私の何を知ってるの?」「知りもしないで、なんでいつも否定的なことを言うの!」

私はあなたに認めてほしいだけなのに!

 

ここではたと気が付きました。「私は母に自分のことを認めてほしかっただけ。

 

頭ではわかっていました。

母も理解できないなりに私を分かってあげたいと思ってたはず。

否定してたんじゃなくて心配なだけだった。

分かってた。なぜなら私が娘に対して同じ気持ちだから。

でもその時は歯止めが効かず

その時あたまに浮かんできた言葉を そのままぶつけました。

その後も私の怒りは治まらず、自宅でもしばらく吐き出し続けました。

そんな私の傍らで子どもたちは何をどう感じていたのだろうと。

今思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でもそれと同時に、実は自分が「自分の思いを」母に伝えてこなかった。

言いたいことを抑えてきた。そのことに長いこと気づいていなかった。

そんな風にも思ったのです。

母との仲直り

そんなある日、

普段と変わらない様子で過ごしていた娘が急に声を殺して泣き出しました。

胸のあたりを両手でぎゅと握りしめながら。

「わからない、、わからない、、、」「なんで泣いてるのかわからない、、、」

でも、その時私はすぐに分かりました。

私の悲しい怒りを、娘は近くで一生懸命受け止めようとしてくれた。

でももう処理しきれなくなった。

((お母さんの悲しみをどうしたら取り除いてあげられるのだろう。))

((私はいったいどうしてあげたらよいのだろう。))

そんな思いが、不思議と手にとるように分かってしまったのです。

私と夫は2人で娘を抱きしめて

「お母さんもう大丈夫だから。ありがとう。ごめんね。」と伝え

その後すぐ母に電話をしました。

母は私にこう言いました。

「あなたがそんな風に思っていたことを知らなかった。ごめんね。」

私は、母に今回の娘の様子を話しながら思い出しました。

父親が亡くなったあと、母が珍しくこんな事を言いました。

「ごめん、だめだわ。何もする気持ちになれなくて。」

この言葉を聞いた14歳の私は思ったはずです。

((お母さんの悲しみをどうしたら取り除いてあげられるだろう?))

((私はいったいどうしてあげたら良いのだろう))

娘の格言

親子だから何でもすぐに理解し合えるわけじゃない。

気持ちを出してぶつかるのはしんどいけれど

理解しようとしてくれていることに気づけたら、安心してぶつかれる。

この出来事があって依頼、母との関係は今までと比べて本当に変わったのです。

娘が繋いでくれたのです。

「おばあちゃんと仲直りしたよ。」と伝えると、娘がニコッと笑って一言

 

「よかったね。大丈夫だよ、親子だもん。」

 

親子関係は、いつからでも修復できる。

 

そう娘が教えてくれた出来事でした。

出来事いろいろ
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小中学生2人の母。
空を眺めることと、コーヒーを飲んでいる時間が大好きです。
勉強に苦手意識を持った経験から、学ぶとは何かを模索してきました。
親も一緒に学ぶことを大切にしたい。
生きる力の基盤を育む家庭教育を追求していきます。

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