【 夏休みの自由研究】簡単で楽しい!低学年向けテーマ決めのコツ 実例紹介

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自由研究のテーマ決めにお悩みですか?

特に好きな分野もなくやる気が出ない

そんなお子様が簡単で楽しく取り組めるテーマの決め方 をご紹介します。

意外と重要なのは理科にこだわらないこと。

 

植物や野菜を育てることが好き

天体が好き

虫が好き

工作が好き

こんなお子様は、テーマ決めに困ることはないかもしれません。

 

わが家のように、スポーツが何よりも好き!な男子の場合

理科の自由研究と聞くと、なんだかとても面倒なもののように感じてしまうようです。

でも

理科って、生活の中のあらゆることに関連しているんですよね。

天気や気候、お風呂に入っているとき、料理をしていても不思議はいっぱいです。

ちょっと気づかせてあげるだけで、子どもは興味津々になるものです。

 

この記事を読むとこんな事がわかります。

✔自由研究のテーマ選びに欠かせないポイント

おすすめのテーマ

 

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【 実例 】テーマ( 研究内容 )が決まるまで

ここでは、実際にわが家で自由研究のテーマを決めるまでにしたことを紹介していきます。

テーマは基本的に次のように決まっていきます。

【きっかけ】→【調べる】→【予測】→【実証実験】

研究のきっかけとなる出来事は日常にたくさんころがています。

この【きっかけ】をもとに、不思議に思うことや知らないことを【調べてみる】。

調べて分かったことから、「きっとこうだろう」「どうなるだろう」

といった【予測】や新たな疑問も出てきます。

これらがそのまま【研究内容】になっていくというわけです。

ポイントもあわせてお話していきますね。

【 きっかけ 】大ピンチ!テニス男子の硬すぎる身体

息子はテニス歴5年のテニス大好き男子。

最近コーチに教えてもらった新事実

立位体前屈で床に手のひらがつかないとプロのテニス選手になれない…

まずい、このままでは選手になれない 大ピンチ!

単純男子

じゃあ

手のひらが床につくためにどうすればいいのか

これがいわゆる「きっかけ」の部分です。

 

 

好きなことや興味のあることについて親子で話すのはとても大事。
会話から「研究のきっかけ」がたくさん見つかります。
理科に関係なさそうでも、ほとんどが研究につながることばかり。
とにかく子どもの 興味関心を拾うこと。

【 調べてみる 】床に手がつくにはどうすればいいの?

 

まず息子が調べ始めたのは、やはりYouTube

お母さんお母さん!この運動をすると柔らかくなるんだって!!

どれどれ

ほほー

いろいろ調べたんだね。ストレッチをしているね。

なんでこのストレッチをすると手が床につくようになるんだろうね。

とりあえずやってみる

いててててて〜っ

どこが痛い?

ふくらはぎと太ももの後ろ!!

あと、、、、なぜか背中も少し痛いような、、、、

と自分の身体で体感。

背中が痛いのはちょっと不思議

じゃあ、図鑑で筋肉について調べてみようか。

図鑑で調べてみてびっくり!足の筋肉って背中の筋肉ともつながってるんだ!

しかも頭にまでつながってる。

筋肉について分かりやすく説明している本や図鑑をamazonとメルカリで購入。

 

最初の疑問をあらかた調べると、興味深い新たな疑問も出てくるので次のステップへ進みやすい

 

ここでも大事になってくるのが会話。
親子で話した内容も重要な研究材料です。
分かったことや驚いたこと、さらに不思議に思ったことなどを記録しておくと良いです。

 

【 予測 】 ストレッチをすれば 床に手が着くようになれるかも!

 

調べてみたことから

どうやら僕の筋肉は、足だけでなく背中も硬くなってて伸びにくい。

ストレッチはこの痛い部分の筋肉を少しずつ柔らかくするためのもの

痛くて嫌だし、こんなに痛くて大丈夫?って思ったけど

おそらくこのストレッチを続けていけば、こんな硬い僕でも手が床に近づくはず。

こんな感じで、調べて「知った事 わかったこと」は研究内容を決めるまでに絶対に必要です。

 

研究内容は具体的であるほど良い
調べて分かったことから自分なりの予測を立ててみる。
それを実証していくために観察や実験をしていくという考え方です。

 

【 決定 】立位体前屈チャレンジ!30日間でどこまで床に近づける?

 

仮説を立てると、それを実証する必要があります。

本当に柔らかくなるか

どのくらい柔らかくなるか

もともとのきっかけは「手が床に近くようになりたい!」

じゃあ、調べたストレッチの中で自分にできそうなものを選んで、30日間でどのくらい柔らかくなるかやってみよう。

ということで

 

筋肉はストレッチでどのくらい柔らかくなる?
〜立位体前屈 30日間で何cm床に近づけるか確かめよう〜

と、これがテーマと研究内容になったわけです。

テーマ:筋肉はストレッチでどのくらい柔らかくすることができるのか
研究内容:30日間ストレッチを続けて何cm床に近づけるか確かめる

 

何についての研究か

具体的にどんなことをして確かめるか

この2点が含まれていればOK

 

おまけ!低学年向けおすすめテーマ3選

 

ここでは、わが家の子ども達が今までに取り組んだ研究のなかでこれはおすすめ!というものをご紹介します。

中には、市の作品展へ出展したものもあります。

テーマ決めをする時の順番に沿って書いてあります。

 

料理・食べ物系

2年生

<きっかけ>お店のパンケーキとお母さんが作ったパンケーキではふわふわさが違った。なぜ?

<調べたこと>パンケーキの材料について。ベーキングパウダーや重曹について。

<テーマ>ふわふわの秘密〜美味しいパンケーキを作るには〜

<研究内容>重曹を少しずつ増やしてふわふわで美味しいパンケーキを作ろう。

 

感想

✔実験が一日で終わる♪

✔実際に食べられる♫

 

からだ系

3年生

<きっかけ>お風呂上がりや外から帰って扇風機にあたるとめっちゃ涼しい!なぜ?

<調べたこと>そもそも「涼しい」とはなにか。涼しいと感じる条件など

<テーマ>扇風機の風はなぜ涼しい?

<研究内容>いろいろな方法で風を浴びて、どの方法が一番涼しいか確かめよう

 

感想

✔けっこう理科!

✔測定とグラフ作成あったので達成感があった。

 

知りたいことをひたすら調べる!系

1年生

<きっかけ>恐竜ってどんな種類がいるの?

<調べたこと>恐竜の大きさと特徴 生息地 いつ頃生きていたか

これらをまとめて自分用の図鑑を作りました。

 

感想

✔調べたことをまとめる練習になる。

✔自由研究に慣れる。

 

 

テーマ決めに欠かせないポイントまとめ

ここまで、自由研究のテーマ決めのコツを我が家の場合を例にあげてご説明させていただきました。

最初は「なんだか面倒だな」「またこの季節がやってきたのかー」

と、前向きになれませんでした。

でも、子どもの興味関心に目を向け耳を傾けてみると

子どものやる気が出てきて、アイディアも溢れて楽しくなってくる。

ここに自由研究のテーマ決めを簡単にする超重要なポイントがあると感じました。

  1. 日常的に親子で会話をする。
  2. 子どもの興味関心を見つけ耳を傾ける。
  3. 理科にこだわらない。

 

親子の会話は、私が14年間実践しているおうち教育で重視していることでもあります。

学習を意欲的に取り組むには、年齢が低いほど遊びの要素が必要です。

本来楽しいはずの「学び」が何となく面倒に思えたり苦痛になってしまうのはもったいないことです。

親子の会話を大切に、毎日の会話にちょっとした工夫を重ねていくと、

子どもの学習意欲は勝手に湧いてくるようです。

自由研究は学習意欲をあげるきっかけとしてとても役立つと思います。

 

今回は、自由研究のテーマ決めを簡単にするコツについてお話させていただきました。

最後まで読んでいただき ありがとうございました。

 

 

 

おうち教育 学習
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小中学生2人の母です。
おうち教育実践15年目
教育に興味があり、
学校教育だけでは育ちにくい自走力を、家庭で育てたいと思い実践し続けています。
◯学習習慣の身につけ方
◯遊びから学習へつなげる知育玩具・ツールの活用
◯自分で考えるクセが付く親子の会話と関わり方
14年の実践経験をもとに発信しています。

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