【 小3男子 】漢字が嫌い!わが家の対策おすすめ3選  

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お子さんの漢字嫌いに困っていませんか?

幼児期は、読みたくて書きたくて仕方なかった「文字」

なのに小学校で漢字の勉強が始まると様子が変わってきます。

とめ、はね、はらい 書き順 こまかく✔が入ることも。

できるだけネガティブな状態で積み上げたくない経験です。

 

さて、わが家では息子が小3になって漢字が嫌いと言い出しました。

原因の主は宿題だったのですが、試行錯誤を経て今は落ち着いています。

今回は、ここに至るまでに得た発見と学び

「嫌」を減らす効果的だった対策をご紹介します。

 

 

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漢字の宿題 小さな事が大きなストレスだった

とある日

3年生になって初めて漢字の宿題が出ました。

こんな感じです。(ちなみにこれは丁寧なほう)

花まるもらえてますね^^

線はフリーハンド、書き順もざっくりですねー。

省ける作業は省きだしています。

 

数ヶ月が経った頃でしょうか

学校の宿題が漢字の日は決まって不機嫌で、字も投げやり。

嫌いです!苦痛です!!と言わんばかりのノート。

 

そんな中、気づいたことが3つありました。

 

①  3年生になりたての子ども達には手間のかかる宿題形式。
②  使っている筆記用具が使いにくそう。
③  なぜ漢字をこのように学ばなければならないか疑問を持ち始めている。

詳しく説明していきます。

 

宿題の形式がとっても面倒?!

 

本来は、空いたスペースに熟語を書かなければいけません。

一回の宿題で2 〜3つの漢字が出されるので

これを毎回書かなくてはいけないのには疑問が残りました。

<なので後日面談で相談をさせていただきました。

現在では3,4年生全クラスでこの形式は廃止されました。>

 

使っている文房具が使いにくい

 

1年生の頃は筆記用具に気を配っていましたが、学年が上がるにつれて私もそこまで気にしなくなっていました。

鉛筆がいつの間にかHBになっていたり下敷きも使っておらず

漢字の宿題は特に手が疲れるということがわかりました。

その他、消しゴムが消えづらい 鉛筆削りがめんどくさい

性格にもよりますが

些細なことでも、子どもにとっては超ストレスになる場合があると知りました。

「やらされている」という感覚

 

ここが一番苦労するところです。

多くの学校は一斉授業スタイル。

決められた範囲を期間内に終えなければならないカリキュラムのため、学びの自由度が極端に低い

なんでこんな事しなきゃいけないの?

なぜやる必要があるのか、説明が必要になることもあると思います。

でも、低学年にとってそれを理解するのが難しいのもまた事実。

だからといって、「言われたからやる」を普通にしてしまうのは少し違うと私個人は考えます。

学校と家庭 両方からの長期的なアプローチが必要だと感じます。

 

 

漢字嫌いを回避! わが家の対策と工夫 

宿題は嫌でも、漢字嫌いはできるだけ避けたい

というのが私の思い。

そこでわが家では次の事をやってみました。

✔筆記用具の見直し

✔声掛けの工夫

✔面談で相談&提案

その中で成果のあった事をご紹介します。

使いやすい文房具でストレスを軽減

 

まず変えたのが、えんぴつ 消しゴム

いつの間にかHBを使っており腕が疲れてしまいイライラしてしまうようだったので一旦4Bにしました。

消しゴムも軽い力で消えやすいものに戻しました。

下敷きは使うと書きやすく感じるようなのですが、鉛筆を変えたことで必要なし。

一番変えて良かったのは、えんぴつ削り

でも学校では、今までよりもたくさん鉛筆を使うので削るのが面倒になってきたのでしょう。

鉛筆を常に5本くらい用意してみたり ロケット鉛筆にしてみたり、試しましたが

最終的に落ち着いたのはこちらのえんぴつ削りです。

とにかく一瞬で削れる!

持ち運びもできて、適度な大きさと重さで失くなりづらいのが親としても嬉しい。

補足ですが、

やっぱり文房具は 必要最小限+失くしづらい が必須です。

勉強に取りかかるまでが第一関門。

使いたい筆記用具がすぐに見つからないからスタートが切れない。

それだけでやる気が損なわれるようです。

 

 

「問いかける」声かけで気づきへ導く

 

結局のところ親の声かけ次第でほとんどの問題が解決します。

今回も、何よりも早く良い結果が見られました。

声かけのメリットは

  • 一日のうちにチャンスが多い
  • 子どもの成長に気付けるようになる

わが家での事例をご紹介します。

 

息子が小1くらいの頃、スイッチの某ゲームにハマっていました。

攻略本を買ってみたものの、思ったより分かりづらくて残念な思いをしたことがありました。

「面白くない」と放置。

小3になり、久しぶりに思い立ってその本を開いたことがありました。

長いこと集中して読んでいたので、こんな会話をしました。

「すごい集中して読んでたね。」

「面白くて。」

「その本、前によく分からないから面白くないって言ってたやつだよ。」

「そうだった!」

「なんで面白いって思えるようになったんだろうねぇ。」

「意味が分かるようなったからかなあ?」

「そうだね〜、漢字も言葉も前よりたくさん知ってるもんね。」

 

実際に息子がどう感じたかは分かりませんが

大事なのは、本人も気づいていないかもしれない成長を、親が伝えてあげるということ。

それを受けて子どもが自分で考える

これは、チャイルドコーチング で学んだことでもあります。

こたえは子ども自身の中にある

 

それ以来、漢字の宿題は好きじゃないけど頑張ろうとしています。

今まで読んだことのない本も読んでみよう!と意欲的になり

本選びも上手になりました。

漢字や言葉の由来に興味が出てきたり

面白い本に出会えるようになった事を「嬉しい」と言ったこともありました。

勉強する意味とは、こういうところに繋がっている

日々のコミュニケーションを通して気づくことができる

そう確信しています。

 

学校は味方 先生の力を引き出す面談術

 

漢字の宿題が嫌い!漢字も嫌い!!

学習面での困りごと

皆さんはどこまで学校に相談していますか?

もしかしたら、思っているよりも家庭の中だけで解決しようとしてしまっているかもしれません。

日々お世話になっている先生方

ちょっと忘れがちなのですが、私たち親にはできないことをいとも簡単にやってのける立ち位置にいるんです。

そんな先生方の力をもっと上手にお借りする

親の労力はかなり減らせることがわかりました。

相談にはいろいろな方法がありますし、戦略もあります。

ポイントは3つ

  1. 家庭の方針は決めておく
  2. 先生の考えを先に聞かせてもらう
  3. 自分の子どもだけの話をしない

 

1.家庭の方針が定まっていないとただの愚痴やクレームになってしまい、親の相談で終わってしまいかねません。

わが家では宿題を次のように考えています。

✔習熟度にあっている場合はしっかり活用する。

✔期日までに間に合うように取り組む練習になる。

 

2.先生にどんな考えがあるのか、聴いたうえで家庭の方針を共有する。

面談では、必ずしも解決作を見出そうと思わなくて良いと考えています。

先生はこんな考えがあってこの宿題を出していたんだな。

こういう風に取り組んでいるご家庭もあるんだな、と共有できることが大事だと思います。

実際に、宿題の形式改善のきっかけになった事もありました。

たった10分の面談を実のあるものにする為には、まず先に先生の考えを聴かせてもらう。

この姿勢が大事だと思いました。

 

3.「子どもたち」の話は、先生に伝わりやすい。

油断するとついつい自分の子どもの話ばかりになってしまうのは当然のこと。

でもそこをぐっと堪えて「子どもたち」全体としての話をするのが良いとわかりました。

多くの親たちが抱えているであろう「子どもたち」に関する悩みとして相談する。

 

先生だからこそ簡単にできてしまうことがある。

そこを助けていただきたい!という願いを込めています(笑)

良くも悪くも「先生の言葉」って子どもに響くんですよね。

 

まとめ

漢字きらい!

誰でも好き嫌いはありますよね。

でも、面白さを見つけられて「嫌」を減らせると日々が楽しく充実するはずです。

学校生活はわりと長い。学習に費やす時間も結構なもの。だからこそ「嫌」は少ないほうがいい。

学校という場所は、みんなで同じことを同じ方法で学ばなければならず 

どうしてもまだ、できる=◯=OK できない=✕=NG という空気感があるように思います。

そして親も引きずられます。

無自覚につくられるこうした空気感に囚われないマインドを育てたい。 

私が「おうち教育」にこだわる理由の一つです。

 

現在4年生の息子ですが、「嫌だな」と思うことにどう向き合ってこなしていくかに目を向けられるように成長しています。

こういった過程を大切にしていきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

学習
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小中学生2人の母です。
おうち教育実践15年目
教育に興味があり、
学校教育だけでは育ちにくい自走力を、家庭で育てたいと思い実践し続けています。
◯学習習慣の身につけ方
◯遊びから学習へつなげる知育玩具・ツールの活用
◯自分で考えるクセが付く親子の会話と関わり方
14年の実践経験をもとに発信しています。

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