この記事はこんな思いをお持ちの方におすすめです。
- 自分の頭でしっかり考えられる子になってほしい。
- 勉強より個性や才能を伸ばしてあげたい。
- これからの時代を生きていくのに必要な力ってなんだろう。
子どもの幸せを願っているからこそ、ですよね。
この記事では、おうち教育実践14年の私が学んできたことをもとに
子どもが生きていくのに必要な力はきっとこれだ!というものを3つお話させていただきます。
学校教育で見失いがちになる 【 自分で学ぶ力 】
生きていくために必要な力のひとつ
それは学ぶ力だと考えます。
なぜなら人間は、生まれたその日からこの力で成長し続けます。
学ぶ力は生きる力の基盤となります。
でも学校が始まるとそれは途端に「宿題をやったのか」とか
「漢字が書けるか書けないか」とか「テストで何点とったか」
というものの影に隠れてしまうような気がしています。
宿題の内容を見ていても疑問が多いです。授業形式にも限界を感じます。
結果だけに焦点を当てがちな教育が、まだまだ多いのではないでしょうか。
だからこそ
学ぶ力のベースを作っていくのは家庭
おうち教育14年の試行錯誤を経てきた今、確信しています。
なるべく早い時期から学ぶ力のベースを作ることは、とても意義のあることです。
ドラえもんに学ぶ 【 個性という力 】
なぜにドラえもん??と思われましたよね。
1分少々お付き合いくださいませ。
私と子ども達が大好きな「ドラえもん」
ストーリーはもちろん、のび太のキャラクター
ここからたくさんの「生きる力」が学べるのではないかと思ったので
クローズアップしました。
ドラえもんといえば
「のび太が0点を取ってママが激怒」→「どらえも〜〜〜ん」
でしょうか(笑)
基本、のび太は怠け癖があり遅刻もするし宿題もやらない。先生にもお母さんにも怒られてばかり。
なのに、この一見どうしようもないとも思える少年が実に魅力的に描かれている作品だと感じます。
多分それは、映画も含めたストーリの端々にのび太の個性が良い面として描かれているからだと思うのです。
✔誰しも生まれ持った個性(特性)がある。
その持ち味を 「全部それでいい!」と言ってもらえる環境にいられたら、
できる〇>できないX という感覚は生まれなくなる。
家庭においてその環境を用意してあげることができたら
臆することなく自信を持って生きていける。
そう思えるのです。
子どもの個性をまず見つけられるのは親なのではないでしょうか。
個性は強みになることができる。活かすも潰すも親次第
ではないでしょうか。
どんな状況でも【 自分にOKを出せる力 】
チョコプリンが考えてきたこと
- 子どもの幸せのために、親が出来る事ってなんだろう?
- 学力ってどのくらい必要?
- 生きるために必要な力って何だろう。
- 勉強でつまずくことで劣等感を持ってほしくない。
- 個性や強みを伸ばしてあげたい。
皆さんはどうですか?
長女が生まれてすぐ、ある本が目に止まりました。
そこにはこんなことが書かれていました。
頭の良さは親にしかつくれない
頭が良いとはどういうことなのか、
私は勉強に苦手意識があったので
頭が良い=勉強ができることだと思っていました。
- 勉強が嫌いにならないためにもせめて習慣だけは身につけておいた方が良いのでは?
- 勉強ができる方が良い選択ができて幸せに生きられるんじゃない?
とにかく、勉強ができない(くらいの)ことで
劣等感を持ってしまったり臆病にならないように
どうしたらよいかを試行錯誤しました。
- 勉強は、達成の可視化がしやすい。できるようになるまでのプロセスに価値がある。
- 毎日小さな失敗と改善を経験できる。
- 「できた」「できない」だけを評価対象にしてはいけない。
- 親の無意識な「間違い」「できない」探しに注意が必要。
そもそもジャッジを下すのは子ども自身。
どんな状況でも自分にOKが出せて自信の持てる子になれたらいい。
いわゆる「勉強」をする期間は短くて義務教育9年
どうせ勉強するなら、自信や達成感を上手に引き出したらいい。
そんな環境を用意してあげられる親になりたい。そう思うようになりました。
そして常に立ち止まって考えよう注力したこと
✔親が安心したいだけで、無理強いしてはないだろうか。
親も学びの真っ最中。
失敗を繰り返しながら進んでいけばよいのです。
実践して良かったこと
14年間の子育ては、苦難の連続でした。
でも、無駄ではなかった!と思えることがたくさんあります。
今回はその中の一部をご紹介します。
その前に注意事項
実践していく中で個性に合わせてカスタマイズは必須です。
最初はここが結構大変に感じるかもしれませんが
その方が上手く回る&早い!
あくまでも一つの事例として参考にしていただければと思います。
- ビジュアルに敏感(美しいもの整ったものが好き)
- スキンシップを好む
- 生真面目(期日期限をきっちり守りたい)
- 集中すると周りが見えなくなる(途中でやめられない)
- 競争は好まない
- 慣れるまで時間がかかる
- 運動神経は良い方で、よく動き回る
●2歳頃〜入園まで
- その日にやることを一緒に確認。
- 1日に5分だけ座って何かする時間を作る。(お絵描き ぬり絵 めいろ パズルなど)
- 3歳頃〜は文字や数などに触れるプリントを1日1枚一緒にやる。
- 玩具は用意するタイミング(ハマっている時期)を逃さない。
- 外遊びを思う存分させる。
●入園から低学年
- やることリストをひとりで書く。
- プリント系を1日1枚やって素敵にファイリングする。
- 小1頃〜は、学校の宿題を中心に+必要があれば自宅学習。
- 興味を持ったことがあればできる限り機会をもつ。(無料イベント 体験会など活用)
- 娘の行動に対して、評価はせず見たままを伝える
- 学習時間は楽しくスキンシップを交えて
- 遊びも学習も時間を決める
具体的には、
「見たままを伝える」
例)取組んだ / 取り組まなかった
丁寧に書いた / 急いで書いた
途中までやった / 最後までやった
肯定も否定もしていない中立な言い方で伝えるということ。
例えば 本人が、「今日はあまりやる気が出なかったけど、頑張った!」と
感じているのならば、その頑張りを認めてあげる。
頑張ったことが良くて、頑張れなかったことが駄目なわけじゃない。
「やる気が出なかったから、今日はやらなかった…」のであれば
疲れていたことを、認めてあげる。
親の見守り力が試される。忍耐ですね。
「学習時間は楽しく」
例)「一緒にやろう」が合言葉。
できた問題をどのように説いたか娘に教えてもらう先生ごっこ。
毎日のプリントをお気に入りのファイルに綴じて気持ちよく並べる。
「時間を決める」
習慣化する。
あくまでも習慣化が目的なので、内容にはこだわり過ぎない。
例)その日の様子で決める。
好きな問題だけやってみる。
計算アプリをしたり、漢字カードゲームをする。
本人のテンションが上がらないものにいつまでも執着しない。
あくまでも、心がけていたことです。いつもできたわけじゃないです。
- 学習が歯を磨くことと同じくらい当たり前のことになった。
- 自分をよく知っている。
- わからない、できない、不得意であることに対して悔しさはあっても劣等感のようなマイナスイメージは感じていない。
これが身につくことは、学習面にとってだけでなく様々な場面で力になると思いました。
他人と比べるのではなく、常に自分の中でどうだったかを考える。
良悪、〇Xで判断しなくなる。
今の状態をそのまま受け入れて次のステップへ進む。
その繰り返しでよいのだと思えるようになっています。
まとめ
子どもには幸せな人生を歩んでほしい。
子どもにとって最善の道を用意してあげたくなるのは当然だと思います。
でも
もしかしたら自分(親)の考えに子どもを寄せようとしているかもしれない。
自分(親)が安心できる方法をとろうとしているのかもしれない。
一旦立ち止まってみる。
これだけは忘れてはいけないと感じています。
子どもが自信を持って進める手伝いをすることは親にとって一番の大仕事
子どもの考えを聴く
小さな成長を発見して伝える
迷っていたら一緒に考える
日々のちょっとした心がけ
忙しい毎日でなかなか難しいですが
親だからこそできることだと思っています。
もう一つは
勉強することに意味をもたせること。
勉強はやっぱり大事です。これから多くの学びを得ていく中で基礎は欠かせません。
学べる環境にいられるのなら、最低限のところまではしっかり学ぶべきだと個人的には思います。
そこから先は子ども自身が選びながら進んでいく
その時までにわれわれ親ができることは
この3つの力を育てることなのだと思うのです。
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