40代パート主婦が月2万円の支出削減に成功!年収500万・中高生2人の4人家族で実践した5つの方法
年収500万の4人家族でも支出削減は可能?
教育費・食費が重くのしかかる中高生世帯の家計事情
子ども達が中高生ともなると食事・部活・塾など、可変費が増えやすくなります。
特に教育費は、なかなか厄介です。
高確率で通うことになるであろう塾の費用は一般的な集団塾で月2~4万
受験生は約月3~5万 これに+春夏冬講習、教材・入会金もかかります。
この記事では、年収500万円前後の共働き・専業世帯いずれでも、支出管理を見直すことで貯蓄の余地を作れる
再現性の高い方法を、我が家の実践をもとにお伝えします。
40代主婦が「節約」に本気で取り組んだ理由
我が家では自宅学習をメインに行なっており、本格的な通塾は受験期からでいいかなと考えていました。
しかし、中学1年生になった長女から「ちゃんと塾に通いたい!」と打診がありました。
中学生になると、子ども自身が定期テストの順位、成績や評価、周囲の通塾などを気にするようになってきます。(そして親も巻き込まれていきます。)
何より「勉強したい!」「頑張りたい!」という娘を、できるだけ応援したいと思いました。
それに加えて忘れてはならないのが、40代中盤で真実味を帯びてきた自分たちの老後資金。
近い将来の教育費確保や少し先の老後資金のために、固定費と変動費の両方の見直しが始まりました。
ポイントは“仕組み化”と“家族全員の協力”です。
無理のない範囲で継続できる方法をお伝えしますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
40代主婦が実践!月2万円の支出削減に成功した5つの方法
食費を抑えるには「まとめ買い+メニューの固定化」
中高生は食べ盛り。毎日の買い物を週1回にまとめ、料理は3~4種のメニューに固定して一週間繰り返す。また、サクッと食べられる軽食の作り置きや冷凍保存を活用することで無駄な追加購入や外食を減らせます。
- 週1回のまとめ買いとメニューの固定化で余計な買い物ゼロ
- 「お腹すいた!!」の軽食は大量に作り冷凍しておくと無駄な追加購入なし
- なんとなくで行く外食は、頻度が減っても満足度はさほど下がらない
想定節約額:月約7,000円〜(家族構成や外食頻度により変動)
光熱費は「家族ルール」でコントロール
4人家族はエアコンやお風呂で光熱費が増えます。家族ルールを決めることで無理なく削減できます。
- お風呂は続けて入る(追い焚きや沸かし直しを減らす)
- エアコンは定温で自動運転、不要な部屋の電気はこまめに消す
- 電力の安い時間帯に洗濯を行う(可能なら)
- 電力会社・ガス会社の見直し
想定節約額:月約3,000円〜5,000円
個人的には、ここはあまり拘らないです。
「電気消して!」「お風呂入っちゃって!」
反抗期の子ども達に言うのは疲れます(泣笑)
相談できるようであれば、家計の状態を共有して光熱費を削減する必要性やメリットを話し合うことも有効です。
スマホ代を見直して格安SIMに乗り換え
通信費は見直し効果が大きい固定費のひとつ。夫婦の回線を格安SIMに変えるだけで大幅に下がります。
想定節約額:1台あたり月約3,000円〜5,000円(プランによる)。夫婦2台で月6,000円〜10,000円の削減が期待できます。
我が家では、子ども達がスマホを持つ前まで夫婦で約20,000円の通信費がかかっていました。考えるだけで恐ろしい。
現在の通信費は、家族4人のスマホ所有で月10,000円前後(光回線含む)です。
ここで既に10,000万円の削減です。
保険を整理して無駄をカット
学資保険や医療保険など、複数の保険に重複して加入していないか確認。不要な特約を外す、保障を見直すことで毎月の保険料を下げられます。
想定節約額:月約3,000円〜5,000円(見直し幅による)
▪️生命保険
見直す際にまずしたことは、ライフプランの確認です。
①現在の生活費はいくらか
②今後の生活費はどのくらいかかると想定されるか(子どもの成長とともに確認)
③遺族年金はいくらおりるのか
④その上で、生活費がどのくらい足りないのか
具体的な数字を出していき、掛け金を決定します。
以前は夫婦でそれぞれがん保険に加入していましたが、公的医療保険や高額医療制度を考慮して解約しました。
▪️車の保険
対人対物(無制限)保証のみにしました。
万が一大きな事故(死亡事故等)を起こしてしまった時の方が金銭的ダメージが大きいので。
▪️火災保険と地震保険
地震保険の解約
マンションの場合地震ではほとんどが一部損扱いとなるから。
金銭的にダメージが大きいところのみに絞って保険に加入
オーバーワークにならないように意識すると良いです。
クレジットカードのポイントを生活費に充当
公共料金や日用品を1枚のポイント還元率の良いカードにまとめ、貯まったポイントを食費や日用品購入に回します。ポイント還元を最大化するため、固定費のカード決済化を検討するのもおすすめです。
個人的に、クレカやお店のポイントカードが少なくなってストレスが減ったのは一石二鳥でした。
想定節約額(ポイント換算):月約2,000円〜5,000円
節約を習慣化して「無理なく家計改善」
我慢よりも仕組み化が大事
節約を“がまん”で終わらせないためには、仕組みを作ることが鍵です。家計簿アプリや自動引き落とし、買い物リストの運用など、続けやすい仕組みを整えましょう。
我慢は大敵。途中で爆発して爆買い!なんてことも多々ありました。
今や仕組み化できるツールはたくさんあります。
ネットバンクの中には自動で引き落としや振込、貯蓄ができるものもあります。
会社員の場合は、財形貯蓄なども有効です。
貯金・教育費・レジャー費に余裕をつくる
月2万円の削減は年に換算すると24万円。教育費や貯金、家族のレジャー費に回すことで、家族の生活満足度を下げずに将来準備ができます。
満足度は本当に重要でした。
我慢ばかりだと、何のために節約しているのか分からなくなる上に大切な今を楽しく過ごせないことに気づきました。
まとめ|40代主婦でもできる!2万円支出削減の第一歩
- 食費はまとめ買い+作り置き(想定:月7,000円)
- 光熱費は家族ルールでコントロール(想定:月3,000円〜5,000円)
- スマホ代を格安SIMへ(想定:夫婦で月6,000円〜10,000円)
- 保険を見直して無駄を削減(想定:月3,000円〜5,000円)
私は、長きに渡りどんぶり勘定人生を歩んできました。そして気がつけば『お金のかかり時』に突入していました。いつの間にか爆上がりしている食費や光熱費、これからかかるであろう教育費に震えました。
固定費をメインに一つ一つ見直すことで、あっという間に2万円以上の削減に成功しました。
固定費はいったん下げてしまえば放っておけば良いし、食費などの変動費は買い物や料理の仕組み化で無駄をなくせます。
そして忘れてはならないのが、生活の満足度を下げずに取り組むことです。
“仕組み化”と“家族の協力”
無理なく継続できる節約をぜひ試してみてください!
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