高校生になって変わった、お小遣いの悩み
「高校生になってから、子どものお小遣いや欲しいものの範囲に悩み始めた」という方は多いのではないでしょうか。
我が家の場合、娘には幼い頃から誕生日や進学のお祝い金を自分で管理させてきました。中学生くらいまでは使う機会も少なく、口座残高は増える一方でした。
けれど高校生になり、友達と出かける機会やファッション・コスメへの興味が増えたことで、状況が一変しました。欲しいものにどんどんお金を使うようになり、気づけば残高はみるみる減っていったのです。
このとき私が選んだのは、「欲しいだけ与える」でも「一方的に禁止する」でもなく、家計そのものを見せて一緒に考える、という方法でした。
我が家の家計、実際の配分を公開します
まず、我が家の「必要な衣類費」と「お祝い金」の実際の内訳を整理してみます。
必要な衣類費(親が負担している分)
学校で使うもの、下着・靴下などの日用品、シーズンごとのトップス・ボトムス各3〜4着程度で、月換算すると約1万円が目安です。
お祝い金(娘が自己管理している分)
- 誕生日:祖母から1万円
- 進学時(中学・高校入学時):祖父母から合わせて10〜15万円
- 大学進学時:今後同様に予定
必要な衣類はこちらで負担し、それ以上の「趣味の範囲」の洋服やコスメは、娘自身のお祝い金でまかなう——というのが我が家のルールです。
生活費・教育費・娯楽費、優先順位はこう決めている
この考え方は、以前家計を全部公開した記事にも書きました。今回は、それを娘に直接説明してみた話です。
家計を見せながら伝えたのは、「何にでもお金を出せるわけではない」という当たり前の事実でした。
我が家では、生活費・教育費を最優先にし、最後に残るのが娯楽費という考え方をしています。娯楽費は、なくても生活は困らないけれど、あることで日々の幸福度が上がるもの。だからある程度は大切にしたいけれど、無限に出せるものでもありません。
「あなたが欲しいものの金額を、全部出してあげることはできない」
これは、実際にお金を出す側の私自身が、その金額に同じだけの価値を見出せていないからです。働けない年齢の娘には、できる範囲で叶えてあげたい気持ちもあります。けれど私が優先したいのは、生活そのものと教育。そこには想像以上にお金がかかります。
子どもに家計を見せて、何が変わったか
数字を見せながら話したことで、娘の中にも変化がありました。
「もし自分で働いて得たお金だったら、何も考えずに服に使い続けられる?」という問いかけをきっかけに、娘は自分自身の消費の仕方を振り返るようになりました。
そして何より大きかったのは、娘が自分でアルバイトに応募し、面接から採用の手続きまでをほぼ自分の力で進めたことです。学業と両立できる働き方も、自分なりに計算していました。
このときのやり取りの詳しい内容、特に娘自身の本音の部分は、noteの方に書いています。
まとめ:家計の見える化は、金融教育の第一歩
把握できていないお金の使い道を、子どもに説明することはできません。まず家計を「見える化」して見せることが、金融教育の出発点になると感じています。
もちろん、この伝え方が正解だったのかは、私自身まだ試行錯誤中です。次は、洋服の消費とどう向き合ったかについて書く予定です。


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